【118】頭部外傷後遷延性意識障害【台風・3年以内・70歳代・女性】

災害区分 台風
発災から死亡までの期間 3年以内
性別・年齢 女性・70歳代
死因 頭部外傷後遷延性意識障害

死亡までの経緯等

ショッピングセンター敷地内で自動車に乗車する際、台風による強風にあおられ転倒し、後頭部を負傷。
受傷時、意識消失はなく、歩行可能であったため、そのまま帰宅した。帰宅後、容体が悪化したことから、家族が救急要請し、病院に救急搬送された。転倒による脳挫傷と診断され、開頭手術が行われた。術後、遷延性意識障害となり、四肢麻痺、経管栄養の状態であるが、病状は安定。手術から約50日後、
家族の希望により、自宅近くの病院に療養目的で転院する。転院から約2年後、回復することなく死亡。
台風による強風で転倒し、受傷したことが原因で死亡したことから、死亡と災害との間に相当因果関係があると認められた。

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