【19】心臓死【台風・1週間以内・80歳代・男性】

死亡までの経緯等

発災前から高血圧症、脂質異常症の持病があった。また要介護認定を受けており、リハビリ通院を行っていた。
発災時は、台風の通過により住家半壊の被害を受けた。翌日の早朝に自宅のトイレで倒れているところを家族が発見し、救急搬送されたが搬送先の病院にて死亡が確認された。
心疾患の所見は無かったが、持病である高血圧症、脂質異常症の進行具合から、災害による心身へのストレスによって死亡するに至った可能性があるため、死亡と災害との間の相当因果関係があると認められた。