【18】致死性不整脈【台風・1週間以内・80歳代・女性】

死亡までの経緯等

発災前から慢性心不全や糖尿病の持病があり、自宅ではほぼ寝たきりの状態であった。
発災時に停電が発生し、空調が使えないため室温は40度程度になっていた。発災から２日後、介護を行っていた同居の親族が顔色が悪くなっていることに気づき緊急搬送されたが、致死性不整脈のため同日中に死亡した。
災害により停電が発生し、気温の高い室内で過ごしたことにより体調が悪化し、死因である致死性不整脈の発症に至ったと推測されることから、死亡と災害との間に相当因果関係があると認められた。