【能登028】皮質下出血(右前頭葉)【地震・1か月以内・80歳代・男性】

災害区分 地震
発災から死亡までの期間 1か月以内
性別・年齢 男性・80歳代
死因 老衰

死亡までの経緯等

震災前から市内の特別養護老人ホームに入所しており、市内の病院との入退院を繰り返していた。令和5年12月には食事量の低下が見られ、再入院も検討されていた。入所先の特別養護老人ホームで被災、入院希望であったが市内の病院は被災しており、受入れが出来なかった。1月4日頃から状態の低下が見られ、市外の病院への転院も検討されたが、本人への負担を考慮し、断念した。その後、ケアが継続されるも1月9日老衰により死亡した。
震災自体によるショック・ストレス、入所施設自体の被災による介護環境の変化等により心身に相当な負荷が生じたことに加え、地元病院が被災し医療体制が限定化したことで、震災がなかった場合と比較してより早期に体力が低下して老衰により死亡したものと考えられる。よって、死因と災害との間に相当因果関係があると判断した。

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