【79】肺炎【豪雨・6か月以内・70歳代・男性】

災害区分 豪雨
発災から死亡までの期間 6か月以内
性別・年齢 男性・70歳代
死因 肺炎

死亡までの経緯等

発災前から肺疾患の既往があったが、約1年の治療経過をもって終了しており、日常生活で不調を訴えることなく生活していた。
自宅で被災し、家族で避難行動ののち、被災から4日後、アパートを契約し、家族で入居。被災から約1か月半後に非肺結核性抗酸菌症の悪化が認められ、ほぼベッド上での生活となる。それから約2か月後に自宅トイレで倒れ、救急搬送され入院し,入院から約1か月半後に肺炎で死亡。
災害に遭遇したことや避難による身体的負担、生活環境の激変により、身体機能の低下や既往の慢性閉塞性肺疾患の増悪を招き、肺炎による死亡に至ったと考えられることにより、死亡と災害との間に相当因果関係があると認められた。

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