災害区分 地震
発災から死亡までの期間 1週間以内
性別・年齢 女性・80歳代
死因 急性心筋梗塞
死亡までの経緯等
震災前から持病の間質性肺炎があり、呼吸器をつけての生活であったが、ほとんど介助を必要とせず、医師からは特に生活上の制限はされていなかった。発災時には、自宅にて被災し、大津波警報によって高台へ避難したが、避難後すぐに呼吸困難となり、救急要請をした。救急車を待っている間に意識を失い心臓マッサージを行ったが、地震直後ということもあり、救急車の到着が遅れ、かかりつけの病院に向かうも、道路の損傷によって病院への到着も大幅に遅れた。到着時には、心肺停止の状態であり、心臓マッサージ等を行ったが、回復の兆しが見られず、家族の了解を得て中止し死亡が確認され、急性心筋梗塞と診断された。
地震自体によるショック・ストレス・恐怖に加え、高台への急激な避難行動により、心身に相当な負荷が生じ、急性心筋梗塞を発症し、死亡したものと推測できる。よって、死因と災害との間に相当因果関係があると判断した。
