災害区分 地震
発災から死亡までの期間 1か月以内
性別・年齢 男性・80歳代
死因 右脳出血
死亡までの経緯等
被災前は年末まで、自営の仕事をしていた。通院は左肩の手術後のリハビリのみで、大晦日まで元気に過ごしていた。高齢ではあったが、普段の生活では特に問題もなく、体調の悪さを訴えることはなかった。発災時は、津波警報により、近くに住む息子の自宅に避難し、敷地内にある資材置き場の被害を一人で確認していた。助けを求める声がしたので、声の方へ行ってみると倒れていた。消防に電話を掛けたが、救急搬送ができないとのことで、家族の車で病院に運んだ。病院で脳出血と診断され、別病院は受け入れが困難とのことで、そのまま搬送された病院に入院となった。1月5日に理学療法・作業療法・言語聴覚療法が開始され、1月10日に家族と初めて面会することができたが、ベッド上でのリハビリ中に容体が急変し、心肺停止となり、右脳出血のため死亡した。
震災自体によるショック・ストレス・恐怖に加え、津波警報発令による避難行動等により、心身に相当な負荷が加わり、これが原因となって右脳出血を発症し死亡したものと推測できる。よって、死因と災害との間に相当因果関係があると判断した。
