
災害区分 豪雨
発災から死亡までの期間 6か月以内
性別・年齢 男性・80歳代
死因 間質性肺炎
死亡までの経緯等
発災前から慢性閉塞性肺疾患等の持病があり、通院や服薬で治療を受けながら家族2人で生活していた。
発災時は親族5人で小学校へ避難した。約1週間後、空調施設のある部屋に移動し、避難生活を継続していたが、本人のみ介護施設の利用者が避難している公民館に移動した。
約2か月後、在宅酸素療法を導入し自宅での生活を再開したが、発災から約5か月後に間質性肺炎により呼吸困難となり入院。3日後に退院するも自宅で意識を失い、同病院へ搬送されたが、間質性肺炎により死亡した。
災害による環境悪化により、肺機能の憎悪があったと推測され、被災前からの持病である間質性肺炎等が悪化したことにより死期を早めたことから、死因と災害との間に相当因果関係があると認められた。