【91】肺炎【地震・6か月以内・90歳代・男性】

災害区分 地震
発災から死亡までの期間 6か月以内
性別・年齢 男性・90歳代
死因 肺炎

死亡までの経緯等

自分のことは自分ででき、介護認定を受けることもなく、自宅で生活していた。
地震発生時、屋外に避難。自宅前の道路を倒れた電柱がふさぎ、自宅から車を出すことができなかったため、隣家の車庫で過ごす。再び大きな地震が起きた際、避難所に避難するが施設内にスペースがなく、一晩施設の外で過ごした。翌日、施設内の玄関ホールに移動した。玄関ホールに移動してから3日後、40度の発熱があり、病院に緊急搬送される。
一時軽快したが肺炎を繰り返し、次第に衰弱していった。被災から約4か月後、肺炎のため死亡。
避難行動の身体的負担により肺炎を発症して死亡したものと推認されるため、死亡と災害との間に相当因果関係があると認められた。

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