
災害区分 台風
発災から死亡までの期間 1か月以内
性別・年齢 男性・80歳代
死因 慢性心不全増悪
死亡までの経緯等
自宅が被災し、避難所へは行かずに、自宅2階で避難生活を行う。被災後も、自宅からデイサービスに通う。
被災から20日後、デイサービスからの帰宅直後に玄関で体動困難となり、救急搬送され市内病院に入院する。重症の大動脈狭窄症による慢性心不全と診断される。入院から10日後に死亡。
被災後も避難所には行かず、自宅の劣悪な環境の中で暮らしていたことによる身体的負担が影響し、慢性心不全増悪での死亡に至ったものと推認され、死亡と災害との間に相当因果関係があると認められた。