
災害区分 地震
発災から死亡までの期間 1年以内
性別・年齢 女性・80歳代
死因 うっ血性心不全
死亡までの経緯等
被災前からうっ血性心不全、腰部脊柱管狭窄症、慢性腎不全の症状があり、定期的に受診していたが、自宅で生活していた。
自宅が全壊の被害を受け、転倒により負傷する。車中泊をした後、受診した医療機関に2日程度滞在する。その後、入院するが、退院後は他県の知人宅に避難する。体調が悪化したため入退院した後、心不全のため入院。回復に向かったため退院するが、再度心不全で入院し、被災から約6か月後に、うっ血性心不全で死亡。
地震のショック、余震への恐怖による身体的・精神的負担が持病の心不全などに影響し、死期を早めたと推認されることから、死亡と災害との間に相当因果関係があると認められた。