災害区分 地震
発災から死亡までの期間 1か月以内
性別・年齢 女性・90歳代
死因 肺炎
死亡までの経緯等
震災前から糖尿病を患っており、入所先のグループホームで市内病院の医師による月1回の往診を受けていた。また、入浴や衣服着脱については介助を必要としていたが、歩行や排せつ、食事等は介助が不要であった。発災時には、入所先のグループホームで被災し、その後は、近くの指定避難所へ避難したが、定員を上回る避難者が避難しており、廊下で避難生活を送ることとなり、急激な環境の変化による寒さとストレスで徐々に食欲も低下していった。1月9日に高熱を発し、病院へ
救急搬送されたが、1月12日に容体が急変し、肺炎のため、午前4時に亡くなった。
震災自体によるショック・ストレス・恐怖に加え、避難所への急激な移動や、続く余震、定員を大幅に上回る避難所での過酷な生活を含む生活環境の激変により心身に相当の負荷が生じていたものと推測できる。かかる心身の負荷により、食欲ひいては体力が低下して(嚥下機能も低下し)、誤嚥により肺炎を起こして死亡したものと推測できる。よって、死因と災害との間に相当因果関係があると判断した。
